札幌市山口斎場は、北海道札幌市手稲区にある札幌市が設置する公営葬場です。札幌市山口斎場は、札幌市の人口増加や高齢化の急速な進行により火葬件数が増加し、札幌市里塚斎場だけでは対応が難しくなることから建設が計画され、2004年着工、2006年に竣工して同年供用が開始されました。札幌市には里塚斎場と山口斎場の二つの公営斎場があり、山口斎場においては、死亡した方の住所または葬儀場の所在地が豊平川の西側（中央区、北区、東区、西区、手稲区）の場合のご利用優先となります。休業日は、１月１日と友引の日。
大規模改修により、斎場建物内は、空調・衛生・電気・火葬炉の各設備が全面最新となり、高齢者や障害者などに配慮したバリアフリー化や、誰にでも使いやすい施設となるようユニバーサルデザインを取り入れ、雪冷房システム導入など自然エネルギーの有効活用に努めています。山口斎場は、事業費縮減と良好な火葬サービスを提供するとされ、＊ＰＦＩ事業として整備した施設です。
鉄筋コンクリート造一部鉄筋造地上２階建。火葬炉数29基、焼却炉1基、告別室2室、拾骨室14室、特別控室31室。
札幌市山口斎場は、火葬場ですので直葬が可能です。宗教・宗派を問わず利用できます。
札幌市山口斎場は、札幌市による運営の市営斎場なので、従事者へ寸志は必要ありません。葬儀の執り行いは、別途葬祭業者に依頼することになります。ご利用料金等の詳細は、委託した葬祭業者か札幌市保健所施設課（山口斎場）までお問い合わせ下さい。

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《PFI（Private Finance Initiative) プライベート・ファイナンス・イニシアチブ》
公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う新しい手法をいいます。PFIの導入により、国や地方公共団体の事業コストの削減、より質の高い公共サービスの提供が期待されています。